社会起業スクールの初回はこんな感じでした

30名の参加で 全10回コースで開催される

「わたしの困った!から始まる社会起業スクール」 が 開講しました!

 

初回の1月10日(火)は、

日本で初めて 手話で学べるろう学校 明晴学園 の理事でいらっしゃり

NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センターの 玉田さとみさん

をお招きしました!

⇒ NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター

 

 

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「聞こえない子は 1,000人に 1~1.5人生まれ、

聞こえない子の90%が 聞こえる両親から 生まれる」

という現実があるにも関わらず、

 

「聞こえないより 聞こえる方がいいに決まっている」

 

この価値観から ろう学校では 手話を使うことを禁じ

行われてきた「聴覚口話法」は

聞こえない子を聞こえる子に近づける訓練でした。

 

生まれつき耳が聞こえなかった息子さん を育てる中、

 

「聞こえない かわいそうな子」

ではなく

「手話で話す子どもであり、 聴覚の変わりに 目での情報判断に優れた力を持った子ども」

であることに気づき、

 

そんな「ろうの文化」と「聴の文化」という 「二つの文化」があるだけ

それを 尊重していこうという 新しい価値観でとらえ直すことを

世の中に 発信する 活動を続けていらっしゃいます。

 

世界では 30年も前にこういう考え方での取り組みが始まっていたのに

日本では 長く

「ろうの文化」を 持つ人たちに 「聴の文化」を押しつけてきた

ようです。

 

社会的弱者と呼ばれる方たちが抱える問題や課題は

すべて こうした「従来の価値観としくみ」から生まれ

それを解決するには 「新しい価値観と 新しいしくみ」が必要。

 

という 玉田さんからのメッセージは、

 

今回の 社会起業スクールの目指す ところ そのものです。

 

 

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セミナーの中では、

「類推ゲーム」のワークをやり、

既存のものを 新しい価値観で とらえなおす 練習をしました。

 

普段の 頭の中の 物事の 判断基準を 変えるのって

なかなか 難しいですね。

 

もりだくさんの 内容で

「初回から 気づきがいっぱいでした!」 との感想を頂きました。

 

 

まだまだ初回。 第10回まで 続きます!

 

社会の課題の解決方法は

脳みそに汗をかかないと なかなか見つからない。

 

現場体験という課題もあります。

 

最後まで がんばりましょう~。

 

(女性起業UPルーム ナビゲータ 吉枝 ゆき子)吉枝にがお絵

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